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ハーレーダビッドソン初の電動スポーツバイク、その実力は?

米ハーレーダビッドソンは、同社初の電動スポーツバイク「ライブワイヤー=写真」を同日から予約を受け付け、2021年2―3月に納車を始めると発表した。アジア初の導入。消費税込みの価格は349万3600円。公式サイトと全国の正規取扱店で販売する。

ライブワイヤーの動力源は電気のみ。15・5キロワット時の高電圧バッテリーを備える。スロットルをかけていない走行時に回生充電する。最高航続距離は235キロメートル。普通充電で約12時間30分、急速充電規格「チャデモ」により約1時間でフル充電できる。

変速機はなくクラッチ操作は不要。フルスロットルで、約3秒で時速100キロメートルに達する。大型自動2輪車免許または同AT限定免許が必要。車検は不要。同日都内での発表会でハーレーダビッドソンジャパン(東京都新宿区)のフィールドオペレーションズディレクターの刀祢一彦氏は「プレミアムなセグメントで付加価値を提供してきたい」とした。

日刊工業新聞2020年12月4日

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