羽田空港が1億円のグリーンボンド発行で最大規模の太陽光発電設備導入へ

  • 0
  • 2
羽田空港で太陽光発電の導入を拡大

空港施設は、環境事業に資金を使うことを目的としたグリーンボンド(環境債)を30日に発行する。発行額は1億円で、調達資金を用いて羽田空港で最大規模の太陽光発電設備を導入する。ESG(環境・社会・企業統治)投資の潮流を踏まえ、持続可能な社会の実現に向けた活動を拡大する。国内の空港に対する投資で環境債を発行するのは初めてという。

空港施設は今回の環境債について、日本格付研究所(東京都中央区)から環境債格付けの最高位「Green1」を付与された。日本政策投資銀行は空港施設の取り組みや格付けを評価し、環境債を取得する。

太陽光発電設備は航空貨物ターミナル施設の屋根に設置し、12月初旬までに全面的に運用する予定。年間発電量は119万5000キロワット時(約270世帯分)で、二酸化炭素(CO2)削減量は年585トン。

同社は東京23区内で最大規模の同設備を運用するなど、太陽光発電事業を積極化している。コロナ禍においても業績は安定的に推移しているが、国連の持続可能な開発目標(SDGs)やESG投資の動向を受け、新規事業として再生可能エネルギーの導入を拡大する。

日刊工業新聞2020年11月30日

関連する記事はこちら

特集