トヨタの中国市場投入車、現地開発に軸足

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広汽トヨタ公式サイトより

トヨタ自動車は中国市場に、現地主導で初めて開発した新車種を投入する。これまで中国では、日本で設計した車両のみを扱っていた。現地開発を進めることで、市場の変化に迅速に対応。中国でのラインアップを多様化し、販売シェアの拡大につなげる。

中国で開催中の「広州国際モーターショー」で、新車種を披露した。開発したのは中型セダンで、トヨタの新設計手法「TNGA」を採用した。中国では2017年に投入した「カムリ」から、TNGAベースの車種を販売している。

ただ、既存のTNGAモデルは、日本で設計したものにとどまっていた。今回、トヨタ本体の支援を仰ぎながら、中国拠点で製品計画から設計、製造までを一手に担った。

中国では現在、TNGAを採用した車種の売上高が、全体の8割を占めるという。中国開発を加速し、現地ニーズを的確にくみ取ったデザインや車両性能を追求する。

日刊工業新聞2020年11月20日

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