トヨタ「中国で一人勝ち」をけん引した車種

9月は日系メーカー総崩れの中、トヨタは過去最高

 日系自動車メーカー7社の中国での9月の新車販売台数は、トヨタ自動車を除く6社が前年同月比マイナスだった。同プラスを維持してきた日産自動車、三菱自動車もそれぞれ20カ月ぶり、7カ月ぶりの減少となった。中国市場全体が減速傾向にあり、日系メーカーの苦戦も目立ってきた。

 中国汽車工業協会によると9月の中国全体の新車販売台数は前年同月比12・0%減の206万台だった。前年同月を下回るのは3カ月連続。1―9月累計は1725万台と、伸びは前年同期比0・6%増に留まった。

 9月販売は日産は主力セダン「シルフィ」などは好調だったが、上級セダン「ティアナ」が落ち込んだ。三菱自は販売トップのスポーツ多目的車(SUV)「アウトランダー」や同「パジェロ」が減少した。マツダとスバルはモデル末期の車種が足を引っ張った。中国からの生産撤退を決めたスズキも低迷した。

 一方、トヨタ自動車は単月として過去最高を記録した。セダンの「カムリ」や「カローラ」「レビン」が好調だったことに加え、高級ブランド「レクサス」は同36・1%増の1万6000台と大幅に伸びた。
                 

  

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