事故時に自動で位置情報と動画をクラウド保存、ドコモが月700円で始める新サービス
NTTドコモは、車の事故の発生を通知するサービス「ドコモ ドライバーズサポート」を18日に始める。通信型ドライブレコーダーとスマートフォン、クラウドを連携し、トラブルが起きた時の映像や位置情報を記録して家族へ知らせる。月額費用は700円(消費税抜き)からで、ドラレコ購入は別途必要。今後2―3年で数十万台の販売を見込む。
専用のドラレコが一定の衝撃を検知した場合、自動で位置情報と動画をクラウドに保存し、登録先のスマホアプリに通知する。ドコモは、高齢者による事故の増加などを踏まえ「カーライフにつきものの心配や不安を総合的に解決する」(担当者)ことを目指す。
ドコモは同日にドラレコの販売を全国の「ドコモショップ」で開始し、電子商取引(EC)サイトなどへ順次販路を広げる。
日刊工業新聞2020年11月16日