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高級クーペ「8シリーズ」、19年ぶり復活のワケ

「ニッチな市場だが活況を取り戻しつつある」
高級クーペ「8シリーズ」、19年ぶり復活のワケ

新型BMW8シリーズクーペとペーター・クロンシュナーブル社長

ビー・エム・ダブリュー(東京都千代田区、ペーター・クロンシュナーブル社長)は、高級クーペ「BMW8シリーズクーペ」を発売した。8シリーズの投入は19年ぶり。高いスポーツ性能とクーペらしい優雅なデザインを併せ持つ。価格は消費税込みで1714万円。全国の正規ディーラーで扱う。

 8シリーズはクーペシリーズの最上級モデルで、排気量4400ccのV型8気筒エンジンを搭載した。最高出力は530馬力で、停車状態から時速100キロメートルまでの加速する時間が3・7秒と、スポーツカー並みの走行性能を実現した。

 クロンシュナーブル社長は「高級セグメントはニッチな市場だが活況を取り戻しつつあり、成長が期待できる。今後も商品展開を強化する」としている。独BMWは高級モデルの投入を積極化する戦略を掲げている。

日刊工業新聞2018年11月13日

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