左折時の巻き込み事故防止! 三菱ふそうの小型トラックの実力

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小型トラック「キャンター」の新型モデル

三菱ふそうトラック・バスは小型トラック「キャンター」の新型モデルを発表した。左折時の巻き込み事故を抑制する先進安全装置を国内の小型トラックでは初めて搭載した。同社のコネクテッドカー(つながる車)技術にも対応。これにより大型から小型商用車まで全てのラインアップで同技術に対応するようになった。11月に発売する。

搭載した先進安全装置「アクティブ・サイドガード・アシスト」は、運転手の死角となる車両左側をレーダーで監視。左にハンドルを回した際や左折ウインカーの操作をした時に歩行者や車両を感知すると運転手に警告する。

インターネットを使って移動中の車両データを収集できる「トラックコネクト」も搭載。車両を遠隔管理して燃費改善に向けた情報を得たり、故障の検知ができたりする。不具合を早期発見することで故障の回避にもつなげられる。トラックコネクトの契約初年度の利用料金を無料にして利用顧客を広げる。

スイッチを押すだけでドアの施錠と解錠ができるシステムは標準装備した。街中の乗り降りの繰り返しが多い配送業務のニーズに対応した。

小型トラックの国内販売台数に対するキャンターのシェアは1―9月の累計で23%の1万6000台。会見したハートムット・シック社長は「新機能がたくさん詰まった当社の技術力、コネクティビティー、安全性の強化を体現する商品に仕上がった」と話した。

日刊工業新聞2020年10月20日

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