5Gに向け新工場!パウダーテックが新材料生産

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電子写真用キャリア

パウダーテックは、新規材料を生産する新工場を本社(千葉県柏市)敷地内に建設する。投資額は10億円超、建屋は2021年8月末に完成。22年度に操業を始める。同社は第5世代通信(5G)関連機器向けなどで取引先と300件以上を共同研究中で、この内数件を近く製品化する見通し。キャリア(電荷を持たせるように表面処理した磁性粒子)やカイロなど用の鉄粉に続く第3の柱に育成する。

新工場は月産数トンから立ち上げ将来は同十数トンへ増強する計画。現有設備では生産能力の不足が予想され、安定供給できる体制を構築し新規事業をスムーズに立ち上げる。

同社の主力は電子写真用キャリア。複合機などのトナーと混ぜるとトナーの粒子をキャリアが引き付け、感光ドラムまで運ぶ。同キャリアで世界シェア約70%を持つ。ここで培った粉体加工技術を生かし、大きさがナノ(ナノは10億分の1)からの超微粒フェライトを工業用に生産する体制を確立。これらは5G関連機器向けに、誤作動防止や高性能化などにつながる電子材料として期待される。

キーワード
5G

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