安川電機の業績予想「6-8月期が受注の底。中国の内需が拡大している」

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安川電機が中国に投入しているロボット

安川電機は9日、未定としていた2021年2月期連結業績予想(国際会計基準)を発表した。売上高は前期比10・7%減の3668億円、営業利益は同7・9%減の222億円、純利益は同0・4%減の155億円を見込む。半導体・電子部品市場向けのACサーボモーターが底堅く推移するほか、自動車市場の緩やかな回復もあり、下期から需要動向は上向くと予想する。

同日発表した20年3―8月期連結決算は減収減益。売上高は前年同期比11・8%減の1868億円、営業利益は同8・3%減の132億円、純利益は同5・3%減の95億円だった。小笠原浩社長は「第2四半期(6-8月)が受注の底。グローバルで設備投資を控える動きが続いた」と話した。

業績をけん引しているのは新型コロナウイルス感染症を早期に脱した中国。同国関連の20年3-8月の売上高は前年同期比で6・5%増加した。小笠原社長は「中国の内需が拡大している。ニューインフラ(中国政府が進める設備整備施策)により、第5世代通信(5G)や電気自動車(EV)、半導体などが積極的に動いている」との見解を示した。産業用ロボットなど自動車向け製品も「下期の後半には実績につながる。案件も動いている」と強調した。

日刊工業新聞2020年10月12日

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