コロナでケース単位の購入が増えた!サントリー、ECでラベルレス商品を発売
サントリー食品インターナショナルは電子商取引(EC)を対象にラベルレス商品を発売する。無糖炭酸水「サントリー天然水スパークリングレモン ラベルレス」、緑茶飲料「伊右衛門 ラベルレス」の2商品を11月3日に発売。ラベルレス商品は商品情報をキャップと段ボールに記載しており、処分する際にラベルやシールを剥がす手間が省ける。
飲料市場では新型コロナウイルス感染拡大により、ECでの販売が拡大し、ケース単位での購入が増えている。ECでは家庭でペットボトルを処分する際に、ラベルやシールを剥がす手間が省けて環境負荷低減にもつながるラベルレス商品の需要が拡大。サントリーは従来、コンビニエンスストアなど一部で販売していたが、ECにも販路を広げる。
消費税抜きの希望小売価格は、天然水スパークリングレモンが500ミリリットル24本入りで2400円、伊右衛門が525ミリリットル入り24本入りで3360円。
日刊工業新聞2020年10月15日