JR東日本が千趣会と資本業務提携、駅ビルに「ベルメゾン」出店も
JR東日本は電子商取引(EC)事業強化を狙いに、千趣会と資本業務提携する。12日付で、千趣会が持つ、発行済み株式総数の10・98%に相当する自己株を約20億円で取得する。取得後はJR東が議決権比率12・46%を保有する筆頭株主になる。
千趣会が展開するカタログ通信販売「ベルメゾン」と、JR東のリアルな顧客接点との間で相乗効果を期待。JR東のECサイト「JREモール」や駅ビル・エキナカの商業施設へのベルメゾンの店舗出店を予定する。
ポイントプラグラム「JRE POINT」とも連携し、千趣会が得意とする出産・育児期の顧客基盤を生かし、生活関連サービスの強化につなげる。
日刊工業新聞2020年10月1日