駅の立ち食いそばはロボットが茹でる!月11万円でレンタルへ

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外食店向けそばゆでロボット

コネクテッドロボティクス(東京都小金井市、沢登哲也社長、03・4520・5786)は、外食店向けそばゆでロボット(写真)のレンタル価格を月11万円(消費税抜き)に設定した。そばを作る時間も大幅に短縮し、1食当たり従来2分50秒だったのを1分10秒にした。

外食産業はコロナ禍による来客減少と、ソーシャル・ディスタンスの客席削減で厳しい環境にある。アルバイト店員のほぼ半額の賃金と感染防止を武器に拡販し、2021年度に15件の受注を狙う。

そばゆでロボットはJR東日本スタートアップ(東京都港区)、JR東日本フーズ(同台東区)と共同で、JR東日本の東小金井駅で実証実験していたロボがベース。立ち食い店に合わせた細長いスペースで、ロボが“てぼ”に入れた生そばをゆで、洗い、締め工程までを連続してセットでこなす。ロボなので長時間作業しても疲れないほか、そばのゆで品質や味のムラがなく、均一にできる。

作業速度は、生そばが入った、てぼの待機場所の収容数を2個から3個にし、そばをゆでるスペースも単列から2列にして速めた。実験ロボは人間とゆでる早さがほぼ同じだったが、新ロボは人間の約3倍でできる計算になる。

駅の立ち食いそばは提供スピードが何より求められる。スピードアップにより「東京駅や新橋駅のような混雑店でもそばを提供できるめどがついた」(佐藤泰樹取締役COO)。レンタルプランは初期設定で20万円が別途必要だが「アルバイト代の半額ということで、数社から打診が来ている」(同)としている。


ロボットメーカーも一目置く、異能の技術者集団の正体

日刊工業新聞2020年9月30日

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