3Dレーザースキャナーで産廃体積を20秒で計測

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トラックの荷台上方に設置した3Dレーザースキャナーで計測する

三菱重工マシナリーテクノロジー(広島市西区、小笠原弘明社長、082・291・2339)は、3次元(3D)レーザースキャナーを用いてトラックに積載した産業廃棄物の体積を計測するシステムを発売した。1回の計測時間は同社従来品比約8割減の約20秒。体積により廃棄物処理料金も変わるため、作業者の目視計測ではなく、自動化して一定にする。システム価格は600万円(消費税抜き)。産廃処理業者、ゼネコン、リース会社などに年5台以上の販売を見込む。

事務所のパソコンで操作し、計測データを有線LANでパソコンに送る。3Dレーザースキャナーは支柱の高さ7―9メートルに設置する。最終処分場などの搬入時にトラックの産廃を計測し、搬入後の空荷状態を計測し廃棄物の体積を求める。空荷の状態を登録したトラックは2回目以降、搬入後の計測は不要。

3Dスキャナーの計測範囲はトラックの幅方向プラスマイナス45度、前後方向プラスマイナス60度。約100万点を計測する。軽量でかさが張り、比重計算も難しい木くず、繊維くずの正確な体積計測が可能。体積計測誤差はプラスマイナス2%。

今後、廃木材の体積把握、砂や各種の粉体の体積計測などの用途開拓や、トラックスケールの重量計測との併設などユーザーの利便性を高める提案も検討する。人工知能(AI)によるトラック積載物の判別システム開発も進めている。

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