主要自動車メーカーの米国販売、軒並み半減も改善の兆し

4月の新車台数、販売店は動き出す

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トヨタは5月5日時点で販売店の3分の2以上が稼働(米国トヨタ公式ページより)

米国の自動車市場で新型コロナウイルスの感染拡大の影響が続いている。日系自動車メーカー4社の4月の米国新車販売台数は前年同月比52・4%減の18万4005台だった。下げ幅は3月の同約4割減と比べ広がった。多くの自動車販売店で営業縮小が続いたが、オンラインでの販売など売り方の見直しにも取り組んでいる。

4月の販売はトヨタ自動車が同53・9%減の8万4694台、ホンダは同54・1%減の5万7751台と、前年同月の半分以下となった。SUBARU(スバル)は同46・6%減、マツダは同44・5%減だった。4社のうちスバルが3月の同47・1%減と比べ下げ幅がわずかながら改善した。

ホンダは4月のほとんどの期間で多くの自動車販売店が営業を縮小。3月には新たなオンライン販売プログラムへの登録を開始したという。同社の米国現地法人では5月2日に「4月の最終週に改善の兆しが見られた」との見方を示し、オンライン販売などで顧客との接点が増えつつあるとしている。トヨタは5月5日時点で全米約1500の販売店のうち3分の2以上が稼働し、残りの店舗はオンラインでの販売を行っている。

日産自動車や米ゼネラル・モーターズ(GM)などは米国で月ごとの販売台数を発表していない。三菱自動車は5月末の発表を予定する。調査会社のマークラインズは5月5日時点でまとめた4月の米国の新車販売台数は前年同月比46・6%減の約71万台だったと推計している。

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日刊工業新聞2020年5月26日

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