N・フィールドが精神科在宅医療を拡充、福岡の1拠点から大阪、東京へ

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訪問看護を拡充し、社会復帰する患者を地域で支える仕組みづくりを進める

N・フィールドは精神科在宅医療を拡充する。利用者や医療機関向け窓口である相談支援事業所について、2020年から21年にかけ、現在の福岡県内の1拠点から大阪府や東京都に広げる。訪問看護においても、日常生活の動作を精神面で支える作業療法士を増員。20年内には現状比5人増の20人体制とし、精神療法と組み合わせて治療効果を高める。

相談支援事業所は19年5月、同社が複数の精神保健福祉士を雇用している福岡県に立ち上げた。医療ニーズの高い大阪府や東京都など主要都市に事業所を増設する。精神科在宅医療にかかる利用者や医療機関、行政機関、福祉サービス提供機関と協力し患者の社会復帰に向けた退院計画などを策定する。現在、事業所で対応している数人の精神保健福祉士に加え、相談支援員の採用を開始する。

在宅医療ではこれまで主に看護師が対応してきたが、精神保健福祉士や作業療法士による訪問も充実させる。作業療法士は19年から採用を始めた。看護師と同様に診療報酬が得られる作業療法士を増やすことにより、訪問件数を上げてサービス向上につなげる。

同社は統合失調症など精神科に特化した訪問看護が強み。利用者は全国月約1万4000人。退院後の住宅支援を含め、社会復帰する患者を地域で支える仕組みづくりを進める。

日刊工業新聞2020年4月28日

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