スマホケースメーカーがマスク参入、繰り返し使える弾力ゴム製

河島製作所、500―1000円を予定

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河島製作所(大阪府東大阪市、河島直也社長、06・6789・5656)は、繰り返し使えるエラストマー(弾力ゴム)製マスクを4月下旬に商品化する。エラストマーは伸縮し、顔の形状に合いやすいのが特徴。デザインや量産用の金型も含め自社でほぼ一貫製造する。価格は取り換え用ガーゼ数枚とセットで消費税込み500―1000円を予定。当初は5000個量産し、インターネットで直販する。

河島製作所は受託や自社商品のスマートフォンケースなど樹脂成形を手がけている。新型コロナウイルス感染症の拡大によるマスク不足を受け、得意とする樹脂成形技術でマスク事業に参入する。

材料はエラストマーで、形状は鼻または頬(ほほ)で支えるデザインとする。材料には銀イオンを混ぜ抗菌性を加える。多数の穴を設け通気性も保つ。3次元(3D)プリンターを駆使し、3月末の開発着手から短期間で試作した。

サイズは大、中、小の3種類。カラーは白のほか青やグレー、ピンクなどを検討している。耳にかけるゴムひもは外部から調達する。

マスクの裏に設置する取り換え用ガーゼはドラッグストアや100円ショップで買える不織布製を想定。衛生的に管理すればハンカチやティッシュなどでも代替できるとする。受注が伸びれば商社や小売店にも供給する。

河島社長は「エラストマーは食器やベビー用品にも使われ安全。当社の技術を生かせるマスクを作りたい」と意欲を示している。

2020年4月17日

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コロナ 異業種

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