インフィニティが除菌力のある「微酸性電解水」で大容量型

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段ボールケースに梱包した「ZERO MAKER」の10リットル入りタイプ

【和歌山】INFINITY(インフィニティ、和歌山県御坊市、井上桂仁代表社員、0738・52・7030)は、除菌や殺菌、消臭に使える微酸性電解水「ZERO MAKER(ゼロメーカー)」の10リットル入りタイプの販売を近く始める。新型コロナウイルスの国内感染者の広がりとともに高まる需要に対応。病院や介護施設、飲食店、公共施設など多量に使う施設や個人向けに販売する。消費税抜きの価格は1万2000円。

INFINITYは、これまで400ミリリットルスプレー容器入りのタイプを主力に販売。しかし同ウイルスの影響で仕入れ先からスプレー容器を調達できなくなり、同タイプは在庫切れだ。一方で同ウイルスの広がりとともに需要が高まり、ポリエチレンのパックに入った10リットルタイプの販売開始を決めた。

同製品は殺菌力が従来の次亜塩素酸の8倍、アルコールの約150倍と高く、殺菌速度も次亜塩素酸水の80倍と早い。ほとんどの微生物を秒単位で死滅させる。一方、使用時に塩素ガスなどが発生しない、金属腐食が少ない、人が万が一飲み込んでも無害と、高い安全性も特徴。使用後もそのまま排水でき、低環境負荷の利点もある。

同ウイルスに対する実証データはまだないが、ノロウイルスやインフルエンザウイルス、腸管出血性大腸菌「O157」などの細菌、ウイルスの死滅にも有効なことから、一定の効果を期待して需要が増えているとみられる。同社のウェブサイトなどを通じ販売する。

日刊工業新聞2020年2月28日

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