AIの食事指導で年収増、ドットテックがメニュー提案
食事改善で年収アップ―。ドットテック(東京都渋谷区、栢(かや)孝文社長、03・6424・8177)は、人工知能(AI)を活用して仕事のパフォーマンス向上に役立つ食生活を提案する「WorkUp(ワークアップ)AI」のサービスを始めた。作業能率を自動計測し、AIが適切な食事をアドバイスする。独自の算出方法で食事が生涯年収に与える影響を金額で示す。
個人ユーザー向けで、専用アプリケーション(応用ソフト)をパソコンにインストールして利用する。料金は月額9800円(消費税抜き)。
キーボードのタイプ数、マウスカーソルの移動距離、プログラムの切り替え数、笑顔の回数などをパソコンのカメラやキーボード、マウスから測定し、仕事のパフォーマンスを見える化する。食事と生活習慣に関する50万通りのデータを用い、AIがパフォーマンスの向上につながる食生活を個別に提案。また、提案された食事を取り入れた場合、生涯年収にどの程度上がるかを金額で算出する。算出方法は特許取得済み。
栢社長は「中小企業では健康経営が課題となっており、法人向けサービスも予定している」と話す。
日刊工業新聞2020年2月21日