インフルエンザの流行AIで予報 さいたま市で実証開始

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日立製作所は、損保ジャパン日本興亜やさいたま市と連携し、人工知能(AI)を活用した「インフルエンザ予報サービス」の実証を始めた。インフルエンザの流行状況だけでなく、予防に役立つ関連情報も配信する。実証は3月20日まで。3者によると感染症予報に関する実証を自治体規模で実施するのは全国で初めてという。

実証では、さいたま市のインフルエンザ流行度合いを予報する住民向けウェブサイトを公開する。流行度合いはレベル0―3までの4段階で表示。4週間先まで予測する。パソコンやスマートフォンなどから流行速報やインフルエンザの予防・処置に役立つ関連情報を把握できる。

また、参加交流型サイト(SNS)「LINE」上に専用アカウントを開設する。インフルエンザの流行予報により、仕事の調整やレジャー計画の見直しなど生活支援につなげる。

日立は、インフルエンザを含む感染症の罹患(りかん)者数データを全国4000以上の医療機関から集めた「ORCAサーベイランス」を活用し、同インフルエンザの流行状況を予測するシステムを開発。感染症データとさまざまなデータを組み合わせることで予測を実現する。

日刊工業新聞2020年1月10日

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