「秒速5センチメートル」の心地よさを実現するクレンジングクリーム
ポーラ・オルビスホールディングス(HD)傘下のオルビスは、メークを落として肌と心をオフモードに切り替えるクレンジング「オルビス オフクリーム=写真」を2020年2月21日に発売する。肌と心に心地よい動きを研究し、単なるクレンジングクリームではなく“心までほぐす”クリームに仕上げた。価格は2300円(消費税抜き)。初年度売り上げ13億円を目指す。
メーク汚れだけになじむ「セレクトクレンジング成分」と潤いを逃がしにくい「セラミドネットワーク成分」を配合した。汚れだけを落として潤いを逃がさない「モイストリカバリー処方」となり、日中のダメージをケアできるという。
また、秒速5センチメートルでモノをなでると、心地よさを感じるといわれる。この速度や適温などを引き出すテクスチャーを研究開発し、オフクリームに取り入れた。
小林琢磨社長は「がんばった自分にがんばらない時間を与える、というコンセプト。化粧品に新たな価値を生み出したい」と話している。
日刊工業新聞2019年12月26日