大韓航空、北九州空港に貨物定期便
30日から就航
北九州空港に大韓航空が貨物定期便を就航させることが決まった。30日から韓国・仁川国際空港との間で毎週水曜・土曜の週2便、仁川を経由して九州と中四国の貨物を世界各地に送る。大韓航空が北九州空港に定期貨物便を就航させるのは初めて。北九州市は物流量の増加に期待する。
運航ルートは米ロサンゼルスから北九州を経由し、仁川へ飛ぶ。北九州は24時間空港の利点を生かして5時半着、8時半発とし、半導体や自動車部品のほか生鮮食料品なども扱う。大型貨物専用機(ボーイング747―8F)を利用するため、重量物や特殊品も関西や成田空港を経由せずに輸出できるという。
日刊工業新聞2019年11月12日