数万人から1秒以内で特定人物を発見、日立がAI追跡ソリューション
日立製作所と日立産業制御ソリューションズ(東京都台東区)は、人工知能(AI)を活用した画像解析技術で駅や空港、商業施設、公共機関などの監視・警備を支援する「高速人物発見・追跡ソリューション」を発売した。防犯カメラなどの映像から顔を識別できない場合でも、性別や年齢層、服装など100項目以上の全身特徴を使って特定人物を発見・追跡できる。警察や警備会社の映像監視業務の負担を軽減する。価格は個別見積もり。
同ソリューションは防犯カメラで撮影した人物を、数万人規模の映像解析データから1秒以内で検索・発見する。防犯カメラの位置情報や撮影時刻を使って、移動経路の追跡もできる。駅や空港、商業施設での不審者や迷子の早期発見を想定。警察や自治体などの公共機関における監視や記録映像の確認といった業務の負荷軽減と高度化を支援する。
日立産業制御ソリューションズが提供する「フィジカルセキュリティ統合プラットフォーム」を活用し、新たに「高速人物発見・追跡機能」として追加する。
今後は、セキュリティー分野だけでなく、工場の作業者や商業施設の来場者などの行動分析などにも拡大する。米子会社の日立ヴァンタラを中心に同ソリューションの海外展開も行う方針。
同ソリューションは防犯カメラで撮影した人物を、数万人規模の映像解析データから1秒以内で検索・発見する。防犯カメラの位置情報や撮影時刻を使って、移動経路の追跡もできる。駅や空港、商業施設での不審者や迷子の早期発見を想定。警察や自治体などの公共機関における監視や記録映像の確認といった業務の負荷軽減と高度化を支援する。
日立産業制御ソリューションズが提供する「フィジカルセキュリティ統合プラットフォーム」を活用し、新たに「高速人物発見・追跡機能」として追加する。
今後は、セキュリティー分野だけでなく、工場の作業者や商業施設の来場者などの行動分析などにも拡大する。米子会社の日立ヴァンタラを中心に同ソリューションの海外展開も行う方針。
日刊工業新聞2019年10月7日