日立が研究開始、「ロボットが患者に入院説明」の効果は?
医療従事者の負担軽減へ
日立製作所は同社のロボット「EMIEW3(エミュースリー)」が入院時の注意事項などを患者に説明し、医療従事者の負担を軽減する研究を8月23日に開始した。国立国際医療研究センターとの共同研究で、同研究センター病院の入退院支援センター(写真)で実施する。医療従事者が患者50人に説明を行う場合とロボットが同数の患者に説明の一部を代行する場合を比較。医療従事者の説明時間や負担感を比べロボットの効果を評価する。
100人の患者を対象に約3カ月間実施する。ロボットによる説明を患者が受け入れられるかも評価する。医療従事者は入退院の手続きや注意事項の説明などに多くの時間を費やしており、負担軽減が課題になっている。
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日刊工業新聞2019年9月19日