年4万トン超の廃棄食品、ローソンが回収法見直し

既存の店舗物流網を活用、ドライバー不足解消なるか

 ローソンは三菱食品などと連携して、1日から都内の3店舗で既存物流網を使った廃棄食品回収の実証実験を始めた。実験結果を踏まえ、2020年度には関東エリアの400店舗で廃棄食品の回収を実施する。

 商品配送後のトラックの戻り便に店舗から出る廃棄食品を乗せ、三菱食品の物流センターに集約。その後、リサイクル工場に配送して飼料にした後、日本農産工業を通じて畜産農家に提供する。

 これまでは、廃棄食品の収集運搬会社が店舗から回収して直接リサイクル工場に送っていた。収集運搬会社を通さず、既存の店舗物流網を活用することで、ドライバー不足の解消やトラック台数削減による二酸化炭素排出量を削減する。

 ローソンでは、食べられるのに捨てられる食品ロスが全国の店舗で年間約4万4000トン発生している。06年5月から約2800店で、収集運搬会社を介して飼料にリサイクルしている。

日刊工業新聞2019年8月1日

  

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