東京理科大やJAXAなどが設置、宇宙居住デモ施設の機能

宇宙居住に向けた要素技術の実験を行う

 東京理科大学と宇宙航空研究開発機構(JAXA)、清水建設は30日、宇宙居住に向けた要素技術の実験を行う共同実験施設「スペースコロニーデモンストレーションモジュール=写真」を東京理科大野田キャンパス(千葉県野田市)に設置したと発表した。

 宇宙空間で人類が居住空間を構築する技術の中で、同施設は空気で膨らませて居住空間を作るタイプ。同構造物を実験的に活用する。大きな居住空間を容易に宇宙空間に構築できることが特徴。居住空間を構成する布は軽量で小型に収納できる。2重の扉構造などを備えることで構造物内部の気密が保てる。

 内部で空気や水などの再生技術などの環境維持技術の実験も想定している。宇宙空間だけでなく、地上での災害時の居住空間の構築などへの活用も期待されている。

 同日、開設式典を開いた。松本洋一郎東京理科大学長は「人が宇宙空間で住む取っかかりをモジュールで作りたい」と意気込みを語った。

日刊工業新聞2019年7月31日

  

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