トヨタが用品事業再編へ、供給はどうなる?

「トヨタ部品共販店」とタクティーが統合

タクティー公式サイトより
 トヨタ自動車は22日、国内の補修部品・用品事業を再編する検討を始めたと発表した。2020年4月にも、トヨタ販売店に部品を供給するグループ会社と部品の卸売りを担う子会社を統合し、新会社を設立する。配送体制や倉庫体制など供給網を再構築し、業務の効率化につなげる。国内市場が頭打ちとなる中、補修部品やカー用品の流通を見直し、競争力を高める。

 全国に33社あり、トヨタ販売店に補修部品やカー用品を供給する「トヨタ部品共販店」と、純正以外の部品・用品を卸売りするタクティー(名古屋市中村区)を統合して新会社を設立する。資本金は検討中だが、トヨタが51%、トヨタ販売店が合計49%を出資する。

 本社は名古屋市内とし、各県に事業所を配置。従業員は約9300人となる。タクティーが運営するカー用品店「ジェームス」も新会社が引き継ぐ。

 新会社は後付けのペダル踏み間違い時加速抑制装置など純正品の販売・供給に加え、安全や利便性向上につながる新商品の企画も手がける。トヨタ部品共販店とタクティーを統合することで配送コストの低減が見込めるほか、深刻化するトラック運転手不足にも対応できるとみている。

日刊工業新聞2019年7月23日

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