【動画あり】イージス護衛艦「はぐろ」進水、海自の8隻体制が確立
超音速巡航ミサイルにも対処できる切り札
海上自衛隊の新型イージス護衛艦が17日、ジャパンマリンユナイテッド(JMU、横浜市西区)の横浜事業所磯子工場(横浜市磯子区)で進水式を行い、「はぐろ」と命名された。
はぐろは2018年7月に進水した「まや」型イージス護衛艦の2番艦で、前級の「あたご」型より、燃費や共同交戦能力(CEC)が強化されている。完成は21年3月の予定。あたご型の前級の「こんごう」型4隻も含め、海上自衛隊の“イージス艦合計8隻体制”が確立される。
はぐろは全長170×全幅21メートル、基準排水量8200トンで、最大速力は30ノット以上。ガスタービンは低速航行時には燃費性能が悪いため、低速航行や巡航時にはガスタービンのモーター電力で走行する電気推進方式を導入。総工費は1734億円、乗員は300人。
また、CECは航空自衛隊の早期警戒機「E2D」などと情報を共有でき、北朝鮮の弾道ミサイル発射に加え、中国やロシアが開発を強化する超音速巡航ミサイルにも対処できる切り札として、期待されている。
はぐろは2018年7月に進水した「まや」型イージス護衛艦の2番艦で、前級の「あたご」型より、燃費や共同交戦能力(CEC)が強化されている。完成は21年3月の予定。あたご型の前級の「こんごう」型4隻も含め、海上自衛隊の“イージス艦合計8隻体制”が確立される。
はぐろは全長170×全幅21メートル、基準排水量8200トンで、最大速力は30ノット以上。ガスタービンは低速航行時には燃費性能が悪いため、低速航行や巡航時にはガスタービンのモーター電力で走行する電気推進方式を導入。総工費は1734億円、乗員は300人。
また、CECは航空自衛隊の早期警戒機「E2D」などと情報を共有でき、北朝鮮の弾道ミサイル発射に加え、中国やロシアが開発を強化する超音速巡航ミサイルにも対処できる切り札として、期待されている。
日刊工業新聞2019年7月18日