富士フイルムが社長直轄のESG推進部を新設した理由
全社戦略の策定を担う
富士フイルムホールディングス(HD)はESG(環境・社会・企業統治)活動の強化に向け、「ESG推進部」を新設した。経営企画部内に置いていたCSR(企業の社会的責任)部門を改組し、社長直轄の組織にした。経営企画や法務、経理、人事などのコーポレート部門や事業部門と連携し、ESGに関わる全社戦略の策定を担う。
国連の持続可能な開発目標(SDGs)などが示している社会課題が事業に与える可能性を認識、対応する。新たな事業を創出する機会ととらえ、具体的な目標を設定して事業戦略に反映する。
富士フイルムHDは2030年度までのCSR計画や実現に向けた具体的なアクションプランとして、19年を最終年度とする中期経営計画を策定している。
国連の持続可能な開発目標(SDGs)などが示している社会課題が事業に与える可能性を認識、対応する。新たな事業を創出する機会ととらえ、具体的な目標を設定して事業戦略に反映する。
富士フイルムHDは2030年度までのCSR計画や実現に向けた具体的なアクションプランとして、19年を最終年度とする中期経営計画を策定している。
日刊工業新聞2019年7月1日