印刷製本の次世代工場はこれだ!初の展示会を開催へ

京都市内で11月に

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Think Smart Factoryの会場イメージ
 印刷機や製本機大手など10社以上が協力し、印刷製本の次世代スマート工場の姿を示す日本初の展示会を11月に京都市内で開く。多品種少量製本機世界大手の太陽精機(京都市南区)が中心となり、キヤノンや日本HPなどが実行委員会に名を連ねる。上流工程のデジタル印刷機と、下流の製本機の実機を一貫してつなぎ、ロボットなども使って省力化・無人化を推進。スマート工場を人手不足が深刻な印刷業にPRする。

 デジタル印刷機の高度化や製本機器の自動化もあり、需要に応じて必要部数だけ印刷するオンデマンド印刷は普及が進む。IoT(モノのインターネット)の進展で印刷前(プリプレス)、印刷(プレス)、印刷後(ポストプレス)を担う各機器は通信でつながっている。だが上流と下流の実機連結はこれからで、人手作業の自動化、省人化ニーズは高い。

 京都市勧業館「みやこめっせ」(京都市左京区)で開く展示会「Think Smart Factory(TSF)」は、4000平方メートルの会場を使う。詳細は今後詰めるが、太陽精機の製本関連機器を中心に、各社の印刷機などがつながる。最終の完成品にとって最適な工程の流れを提示し、実機で確認できるようにする。印刷製本のデジタル化などの先端の取り組みで、NISSHAなどが成功事例を紹介するセミナーも複数開く。

 主催はTSF実行委員会で、太陽精機の販売子会社が運営を担う。キヤノン、富士フイルム、グーフ(東京都品川区)、日本HP、スイス・フンケラー、JSPIRITS(同千代田区)、コニカミノルタ、レゾロジック(同港区)、リコー、リョービMHIグラフィックテクノロジー(広島県府中市)、SCREENホールディングスの子会社などが協賛する。

日刊工業新聞2019年6月19日

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