明るい場所でも鮮明に表示できる透明スクリーン、大日本印刷が開発
大日本印刷は、透明スクリーンの新製品「スマート・ディスプレー・ウインドー」を開発した。調光フィルムと一体化したことで、明るい背景でも鮮明な映像を表示可能。拡張現実(AR)の演出にも活用できる。価格や販売時期、売り上げ目標などの詳細は今後検討する。プロジェクトメーカーと協業して販売する予定。
大きさは40―50インチ程度を想定する。複数のスクリーンをタイル状に組み合わせることで画面の大型化も可能。
透明スクリーンは、空間やバーチャルキャラクターの演出で需要がある一方、明るい場所で映像を投映すると背景が重なる課題があった。
透過する光を電圧で調節して画面の明暗を調整できる調光フィルムを組み合わせたことで、必要に応じて透過度合いを切り替えて鮮明な映像を投映可能にした。高い透明度を生かして、窓の外の背景に文章や静止画を重ねるAR演出にも活用できる。
大きさは40―50インチ程度を想定する。複数のスクリーンをタイル状に組み合わせることで画面の大型化も可能。
透明スクリーンは、空間やバーチャルキャラクターの演出で需要がある一方、明るい場所で映像を投映すると背景が重なる課題があった。
透過する光を電圧で調節して画面の明暗を調整できる調光フィルムを組み合わせたことで、必要に応じて透過度合いを切り替えて鮮明な映像を投映可能にした。高い透明度を生かして、窓の外の背景に文章や静止画を重ねるAR演出にも活用できる。
日刊工業新聞2019年5月23日