三菱商事も出資、「コメダ珈琲」の拡大が止まらない

全国制覇に海外出店も加速

 三菱商事は、コメダホールディングス(HD)と業務提携契約を結んだ。戦略的事業パートナーとしてサステナビリティに配慮したコーヒー豆を安定的に調達する取り組みを行ってきた関係を強化。三菱商事の海外ネットワークを活用することでコメダHDの海外展開を推進していく。あわせて提携の推進を目的に、コメダHDが実施する第三者割当増資を三菱商事が引き受ける。発行済み株式の0・95%相当を約8億9000万円で取得する。

 三菱商事のグループ企業が持つデータマーケティング機能などを活用し、サステナビリティ商材やサービスの共同開発を進めるほか、コメダHDへの人材派遣も予定している。

日刊工業新聞2019年6月14日



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住宅展示場にも


 トヨタホーム(名古屋市東区)はコメダ(名古屋市東区)とのコラボレーション企画を14日まで実施する。トヨタホームの全国の住宅展示場125カ所にあるモデル棟で、来場者にコメダが運営するコーヒーチェーン店「コメダ珈琲店」の豆を使ったコーヒーを振る舞う。「くつろぎの空間の提供」という共通認識の体感を推進する。

日刊工業新聞2019年1月8日



全国制覇


 8月に沖縄県に「コメダ珈琲店」の初出店を果たしたコメダホールディングス(HD)。社長の臼井興胤(おきたね)さんは「コメダ史上、1番お客さまが入っている」と笑顔で語る。

 客足は落ちる気配がなく、週末の1日当たりの来店者数は1000人を超えるという。「2店目を出さないとスタッフの身が持たない」と、早くも多店舗展開を検討している。

 これで未出店は全国47都道府県で青森県を残すのみとなった。「全国制覇が目的ではない」としつつも、「来期(2020年2月期)には青森に出ている」と明言。
※2019年6月7日に靑森にも初出店

日刊工業新聞2018年10月19日



台湾に合弁


 コメダホールディングス(HD)は台湾に「コメダ珈琲店」の直営店運営やフランチャイズビジネス展開を担う合弁会社を10月中に設立する。合弁会社「コメダ・ヤミー」(台北市)は資本金2000万台湾ドル(約7200万円)。出資比率はコメダHD子会社のコメダが51%、カフェなど飲食店を運営する現地企業の好食国際投資股分が49%。

日刊工業新聞2018年10月5日



初のセルフ店


 喫茶店「コメダ珈琲店」を展開するコメダホールディングスは19日、初となるセルフサービス型店舗「コメダスタンド」を東京・池袋に21日オープンすると発表した。立ち席のみの都心向け小型店舗で、今後の出店は顧客の反応を見ながら検討する。

 販売するのは、喫茶店で提供しているものと同じコーヒーと、あんことマーガリンなどを挟んだコッペパン。内装は山小屋風で、喫茶店と同様にくつろげる空間を演出した。営業時間は7時30分から22時まで。

日刊工業新聞2018年3月20日



スタバもしのぐ?


 帝国データバンクは喫茶店・カフェ経営業者1180社を対象に経営実態調査を実施した。その結果、2017年の1180社の売上高合計は前年比4・6%増の6415億3200万円となった。個人事業者を中心とした小規模業者の売り上げが伸び悩むなか、上位の大手企業は、店舗数の増加や既存店の売り上げ増加などが見られた。16年以降、6000億円超えの水準を維持している。

 売上高規模別では「1億円未満」が832社と最多。一方、年商規模の大きい100億円以上は10社となり、この10社で17年の売上高合計の66・3%を占めている。

 地域別で最も多かったのは「関東」が313社。以下「近畿」の206社、「中部」の195社と続く。都道府県別でみても、1位は「東京都」の204社、2位は「愛知県」、3位は「大阪府」と続き、三大都府県に集中している。

 17年の売上高1位は合計の4分の1を占める「スターバックスコーヒー」を運営するスターバックスコーヒージャパン(東京都品川区)。2位は「ドトールコーヒーショップ」などのドトールコーヒー(同渋谷区)。

 帝国データでは、今後、企業規模の違いがあるが、コンビニエンスストアのコーヒーなどをきっかけに広がった消費者層をいかに来店につなげていくか、顧客のライフスタイルや好みをふまえた取り組みに注目したいとしている。
                 

日刊工業新聞2018年8月10日


                  

  

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