トヨタと大日本印刷は“移動困難者”をLINEで救済する

「&HAND」と「マイルート」活用で支援者とマッチング

 大日本印刷は25日、トヨタ自動車と連携し、高齢者や車いす利用者といった移動に不安を抱える人と手助けしたい人を結びつけるための実証実験を福岡市内で始めたと発表した。段差などの障害物があり移動が困難な人と、そうした人を手助けしたい人を対話アプリケーション(応用ソフト)「LINE」を使って結ぶ。

 実証実験は、大日本印刷などが運営するLINEの公式アカウント「&HAND」(アンドハンド)と、トヨタが展開するスマートフォン向けサービス「マイルート」を組み合わせる。マイルートは公共交通機関や自動車を組み合わせたルート検索などが可能。同サービスの画面上にアンドハンドを利用できる場所を表示し、手助けが必要な人とサポーターのマッチングを促す。

 西鉄福岡(天神)駅の改札外周辺エリアや天神地下街などで3月31日まで実施する。高齢者や車いす利用者のほか、ベビーカー利用者、交通機関の乗り換えに迷っている観光客らもサポートする。
マイルート上に手助けスポットを表示する(イメージ)

日刊工業新聞2019年2月26日

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