100年の歴史持つ木造駅舎、閉鎖後も生かす

南海電鉄、「諏訪ノ森駅西駅舎」保存活用

 南海電気鉄道は、1998年に大手私鉄で初めて国の登録有形文化財に登録された「諏訪ノ森駅西駅舎」(堺市西区)を保存活用する。堺市の「南海本線連続立体交差事業」に伴い、24日の営業運転終了後に閉鎖し、翌25日の始発列車より隣接の仮駅舎に切り替える計画で、その後も地域住民の憩いの場として活用される。

 1919年(大正8年)に建設された木造平屋建ての駅舎で、明かり取りの窓にステンドグラスがはめこまれるなど独特の意匠が凝らされている。現役で現存する木造駅舎として希少性は高い。

 同駅を管理する横田寛人泉大津駅長は「地元の尽力もあり保存活用が決まった。地元のシンボルとして愛され続けることを願っている」としている。

日刊工業新聞2019年5月23日

  

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