なぜ、「リファラル採用」で社風に合う優秀な人材が集まるのか?

 テンポスホールディングス(HD)は、会社が指名した社員による紹介・推薦で人材を採用する「リファラル採用」を始めた。社員の中から特に業務に前向き・積極的で仕事で成果を上げている10人に協力を呼びかけることで、同じく積極性があり、社風に合った人材を集めるのが狙い。1年以内に、店長クラスの人材5人の採用を目指す。

 優秀な社員の周りには同じような性質の人材が集まるのではとの考えからリファラル制度を始めた。協力社員は業務に前向きに取り組む店長や役職者から人材を紹介してもらう10人を選出。紹介の際、マイナス面も含めた自社の特徴を社歴や実績のある社員が直接伝えることで、社風によりマッチした優秀な人材を採用する。

 テンポスHDは2014年から社員の紹介による中途採用を行っていたが、今回は人材の紹介をしてもらいたい社員を指名することで、より戦略的な優秀人材の確保につなげる。

 同制度で採用した人材には、スキルに応じて給与を上げるなどの待遇を検討している。人材を紹介した社員は、採用後に半年など一定の期間が経った場合に報酬を受け取る。

 テンポスHDは05年の定年制廃止など独自人事制度を展開。年齢や性別、国籍に関係なく能力によって人材を採用・評価している。

日刊工業新聞2019年5月9日

  

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