肌触り抜群なロボットができる?hide kasugaと早大、感性素材活用へ

hide kasuga 1896(東京都港区、春日秀之社長、03・6432・9024)と早稲田大学の高西淳夫教授、石井裕之准教授は、感性素材を使った消費者向けロボットを共同開発する。設計段階から機構の要求性能に照らしながら肌触りなど人の五感に訴えるほか、再生可能な素材を活用。hide kasugaは3―5年後に関連メーカーと組んで商品化を目指す。

 

共同で開発するのは、生活支援ロボットとペット型ロボット。上質で触り心地がよく、愛着が持てる感性素材を活用。樹脂、繊維強化プラスチック(FRP)、セラミックスなど、有機から無機まで幅広い素材を選択肢として開発する。

素材の企画開発を手がけているhide kasugaがコンセプトをつくり、素材設計を主導。高西教授、石井准教授の両研究室が機構部分の機能設計を担当し、市場創造型の開発で連携する。

既存のロボットの多くには金属を使っている。ただ、介護現場で役立つ支援ロボットやペット型ロボットには適材適所の素材活用が必要とみている。

hide kasugaは軽量で柔らかく傷や水に強いリアルソフトカーボンなどを展開。三井化学と高機能性樹脂を中心とした素材の適用開発で連携。東レとは炭素繊維を使った製品の市場開拓で業務提携している。

高西教授は日本ロボット学会の元会長で人型ロボット開発の第一人者。全身で喜怒哀楽を表現する二足歩行ロボットのほか、災害対応ロボットなどを開発。石井准教授は生物と共生するロボットの開発を手がけている。(長野)

日刊工業新聞2019年4月24日



しっぽロボに注文殺到、人気のわけは?


 

ユカイ工学(東京都新宿区)が開発した、しっぽのついたクッション型セラピーロボット「Qoobo(クーボ)」が話題を集めている。2017年10月に開発構想を公表し、同年12月末から予約販売サイトで世界中から受け付けを開始。予約受注数が6000台以上に達した。店頭での発売は11月5日の予定だが、予約を受け付けていた多くのネットショップは開始3日で全数を完売。サンプルを展示する店舗では「人だかりができている状況」(同社)と売れ行き好調だ。

 予約者は男女比率がほぼ半々。男性は遠方で生活する老親に、プレゼントとして贈る例が多いようだ。女性は仕事が忙しくてえさやりなどペットの世話が難しいOL、住居環境やアレルギーで犬猫を飼えない人の需要が多いとみられる。

 クーボはクッションをなでると尾の部分がユサユサと動き、見ていて癒やされる。猫か犬かをあえて特定しておらず「各自が自分のイメージで癒やされている感じ」(同社)がポイントだ。

日刊工業新聞2018年10月29日

昆 梓紗

昆 梓紗
04月24日
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肌触りとしっぽの動きだけのクーボ、実際に触ってみるとなぜか可愛く愛おしく思えてきます。人と関わるロボットに肌触りが重要であることがわかります。

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プラブジー ジュリアン
プラブジー ジュリアン
05月04日
実際、犬かネコを飼いたいと思っていますが、現実にはとても飼えない。こういった人に最適だと思います。
  

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