インド発の人型対話ロボが日本にやってくる

アシモフロボティクスが「サイアボット」を2019年に商品化

 インドのアシモフロボティクス(ケララ州)は、人型ロボット「サイアボット」を2019年に欧米や日本で商品化する。介護などヘルスケア用途を中心に、3万―4万米ドル(約333万―445万円)での提供を目指す。サイアボットは人工知能(AI)を使い相手の表情を読み取るほか、多彩な表情による対話ができる。インド発の人型ロボは珍しいという。

 サイアボットはトレーなどを持って移動できる。相手につかまってもらって歩行を手伝うことも可能。顔の表情や腕を使って意思を示せる。歌ったり、胸の画面で情報を伝えたりもできる。

 現在、インドの銀行で機能実証を進めている。仕様を整え、欧米のヘルスケア関連の認証を得た後に商品化する。日本での展開は、販売代理店などのパートナーを見つけて行う予定という。

 同社のジャヤクリシュナン・T最高経営責任者(CEO)は、サイアボットは内蔵カメラの情報から相手の表情を認識し、相手が何を求めるかをある程度察することができるため、他の対話ロボットと差別化できるとしている。

 アシモフロボティクスはインド発のロボベンチャー企業で12年設立。ロボット制御などのソフトウエアやシステム設計技術を持ち、アーム型や移動ロボなど幅広く研究開発している。ジャヤクリシュナンCEOはアシモフロボティクス創設者で、米電気電子学会(IEEE)会員。

日刊工業新聞2018年12月28日

  

ファシリテーター紹介

記者・ファシリテーターへのメッセージ

この記事に関するご意見、ご感想
情報などをお寄せください。