リアルタイムでキャラボイスに音声変換できるアプリがスゴイ!

クリムゾンテクノロジー、中国語版アプリ開発

 クリムゾンテクノロジー(東京都世田谷区、飛河和生社長、050・3816・7190)は、中国のバーチャルアイドル市場に進出する。人工知能(AI)技術で自身の声をアイドルキャラクターの声に変換するシステムを展開する。中国語向けの音韻はカバーした。5月末をめどにウィンドウズパソコン向けのシステムを開発。10月の中国展示会に出展し現地パートナーを探す。数億円規模の事業に育てたい考えだ。

 アイドルキャラクターを演じる声優の音声データと自身の音声データをAIに学習させ、音声変換するアプリ「Voidol」(ヴォイドル)を開発した。動画配信サイトなどで配信する際に、声もキャラクターになりきれる。リアルタイムに変換するため、ゲームなどの実況中継や歌を歌うことが可能。日本語版はアップルの「マックOS」向けにアプリを提供している。

 中国語版のためにウィンドウズPC向けも開発する。AIが学習する音声データを集めるために、中国語のほぼすべての音韻を集めたテキスト集を作成した。中国の声優の音声データを録音し、ユーザーがなりきれるようにする。

 CGのキャラクターに扮(ふん)する「VTuber」の中には日本よりも中国で人気のあるキャラクターもいる。だが演者が限られていた。リアルタイムな音声変換ができると、複数のキャラクターを1人の演者が掛け持ちしたり、複数人で人気キャラクターを運用できたりする。

 同社は事業拡大のため日本ベンチャーキャピタル(東京都千代田区)などから出資を受けた。
「Voidol」の音声変換キャラ「音宮いろは」

  

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