VR空間の美術館で作品の鑑賞・購入ができるシステム、DNPが開発

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各作品のバーチャル展示ルーム
 大日本印刷は10日、仮想現実(VR)空間の美術館で、彫刻や絵画の鑑賞・購入ができるシステム「DNPバーチャルギャラリー」を開発したと発表した。美術館や博物館、出版社をはじめ、企業のショールームや販促キャンペーンなど向けに拡販し、2020年度までに3億円の売り上げを目指す。

 DNPバーチャルギャラリーは、ヘッドマウントディスプレーを装着して鑑賞する。リモコンを使い、作品を手に取るように間近で見られる。利用者がVR空間で作品の購入申し込みをすると、美術館や博物館に設置した「バーコードシート出力機」からバーコードシートが出力され、複製作品と交換できる。

 絵画のほか、彫刻などの立体物や動画、パノラマVRなども鑑賞可能。1フロアに10作品展示し、フロア数を増やせば大量の作品を展示できる。

 同システムの納期は1カ月程度で、消費税抜きの初期導入費は200万円から。コンテンツ入替作業費は1回20万円から。1日30万円からレンタルにも対応する。

 同システムは美術館の外観や内観などがテンプレート化されている。そのため従来の同社のVRの制作方法に比べて、納期とコストを5分の1程度に削減した。

日刊工業新聞2018年9月11日

COMMENT

個展のビジネスモデルをバーチャルでもできるようになるといった感じでしょうか。

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