防汚機能塗料シートで汚れしらず!需要増により増産体制

五合、愛知・小牧に新工場

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防汚機能塗料シート
 【名古屋】五合(愛知県春日井市、小川宏二社長、0568・35・2001)は、愛知県小牧市に防汚機能を持つ塗料シートの工場を新設し、2020年2月に稼働する。投資額は3億―4億円。19年3月に本社工場で生産を始めた無機塗料「ゼロ・クリア」のシートタイプが工場や飲食店など向けに需要が見込めるため、増産体制を整える。

 新工場は敷地面積2000平方メートル、2階建てで延べ床面積1000平方メートル。塗料を金属箔(はく)フィルムに塗布し、粘着テープと貼り合わせてシートを製造する設備を本社工場から移管する。当面は幅245ミリメートルのシートを製造するが、将来は同1600ミリメートルに対応する製造設備も導入し、さらに生産増強する方針。

 フィルムに塗布するのは、水を流すだけで油などの汚れが落ちる機能と高硬度特性を持つ塗料。従来は塗料のみで、塗料の塗布後に焼成するため対象物を搬送する必要があり、既存設備への対応が難しかった。材質も耐熱性のある金属やセラミックス、ガラスなどに限られていた。

 シートタイプは廃水処理の負担軽減によるコスト削減につながることなどが評価され、自動車部品メーカーなどに採用されたほか、塗料メーカーなどからの引き合いがある。価格はシートを貼る場所に適応した粘着テープの仕様によって異なり、1平方メートル当たり5000円(消費税抜き)程度。シートのみで20年度に5億―6億円の売上高を見込む。

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