今年は麦茶が来る!?サントリーが濃縮タイプ缶入り
薄めて2リットルに
サントリー食品インターナショナルは濃縮タイプの缶入り麦茶「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶 濃縮タイプ=写真」を発売した。180グラム缶を水1―2リットルに混ぜて麦茶が完成する。持ち運びやストックするのに便利。価格は115円(消費税抜き)。
麦茶を好む家庭では夏場に1日当たり3―4リットルを消費するという。2リットルペットボトルでは持ち運びやストックするのに困るというニーズに対応し、濃縮タイプを開発した。水出しタイプでもないため、水と混ぜて10秒ほどで完成する。水の量は好みの濃度に調整する。
富士経済(東京都中央区)は2019年の清涼飲料市場予測を17年比0・6%増の5兆1950億円と発表した。天候に左右されやすい市場だが、野菜系飲料やヨーグルト飲料、無糖飲料などの好調さを受け、増加を見込む。注目分野は1ミリリットル当たりの価格が0・9円以上と高価格な「プレミアム果汁飲料」と「スムージー」「無糖飲料」。
19年のプレミアム果汁飲料は、同38・0%増の69億円を予想する。市場はまだ小規模ではあるが、美容や健康に感度の高い女性などから注目を集めている。さらに各社が既存ブランドの育成や拡販に取り組んでいる。
スムージーは、同39・5%増の410億円。間食に飲用するユーザーが増えていることから安定した市場拡大が予想される。
無糖飲料は、同4・4%増の1兆5150億円。健康意識の高まりから緑茶やほうじ茶、麦茶、無糖炭酸飲料などが市場拡大に貢献するとみる。
ポッカサッポロフード&ビバレッジ(名古屋市中区、岩田義浩社長、052・249・5583)は4日、無糖茶シリーズを新コンセプト「TOCHIとCRAFT」として2月以降に展開すると発表した。「加賀棒ほうじ茶」「知覧にっぽん紅茶」などに、25日から「伊達おいしい麦茶」を加え、6品目のラインアップ。2019年のシリーズの販売で前年比20%増の430万ケースを目指す。
伊達おいしい麦茶は宮城県産の六条大麦「シュンライ」を100%使用。熱風焙煎(ばいせん)により大麦のコクとうまみを引き出した。消費税抜きの価格は525ミリリットル入りペットボトルで124円。
麦茶を好む家庭では夏場に1日当たり3―4リットルを消費するという。2リットルペットボトルでは持ち運びやストックするのに困るというニーズに対応し、濃縮タイプを開発した。水出しタイプでもないため、水と混ぜて10秒ほどで完成する。水の量は好みの濃度に調整する。
日刊工業新聞2019年4月18日
今年の「清涼飲料」売れ筋は?
富士経済(東京都中央区)は2019年の清涼飲料市場予測を17年比0・6%増の5兆1950億円と発表した。天候に左右されやすい市場だが、野菜系飲料やヨーグルト飲料、無糖飲料などの好調さを受け、増加を見込む。注目分野は1ミリリットル当たりの価格が0・9円以上と高価格な「プレミアム果汁飲料」と「スムージー」「無糖飲料」。
19年のプレミアム果汁飲料は、同38・0%増の69億円を予想する。市場はまだ小規模ではあるが、美容や健康に感度の高い女性などから注目を集めている。さらに各社が既存ブランドの育成や拡販に取り組んでいる。
スムージーは、同39・5%増の410億円。間食に飲用するユーザーが増えていることから安定した市場拡大が予想される。
無糖飲料は、同4・4%増の1兆5150億円。健康意識の高まりから緑茶やほうじ茶、麦茶、無糖炭酸飲料などが市場拡大に貢献するとみる。
日刊工業新聞2019年3月19日
ポッカサッポロは新コンセプト
ポッカサッポロフード&ビバレッジ(名古屋市中区、岩田義浩社長、052・249・5583)は4日、無糖茶シリーズを新コンセプト「TOCHIとCRAFT」として2月以降に展開すると発表した。「加賀棒ほうじ茶」「知覧にっぽん紅茶」などに、25日から「伊達おいしい麦茶」を加え、6品目のラインアップ。2019年のシリーズの販売で前年比20%増の430万ケースを目指す。
伊達おいしい麦茶は宮城県産の六条大麦「シュンライ」を100%使用。熱風焙煎(ばいせん)により大麦のコクとうまみを引き出した。消費税抜きの価格は525ミリリットル入りペットボトルで124円。
日刊工業新聞2019年2月5日