NECが実用化を目指す“ロボット店舗”が実現する世界

アームロボットによる品だし自動化や“レジなし”に

 NECは、自動倉庫ロボットを活用し、コンテナ型の大型自販機をイメージした「次世代型ロボット店舗」を開発した。アームロボットによる品出しの自動化に加え、キャッシュレス決済による“レジなし店舗”を実現できる。利用者の利便性向上に加え、店舗の人手不足解消につながる。

 NECが開発した次世代型ロボット店舗は、自販機のような使い勝手が特徴。利用者が壁のタッチパネル上で購入したい商品を選択すると、アームロボットが約10段の棚に並べられた100種類以上の商品を選択し、商品取り出し口へ搬送する。利用者は商品を受け取り、壁に設置された端末にクレジットカードやICカードなどをタッチすることで、キャッシュレス決済を実現する。24時間いつでも買い物をして、いつでも商品の受け取りが可能となる。

 NECはこのほか、顔認証ゲートと顔認証決済によって、棚から自由に商品を選んで退店できる「無人販売店舗」、車1台分の駐車スペースに設置可能な新開発のコンテナ型の「宅配ロッカー」の実用化も進める。宅配ロッカーはスマートフォンのアプリケーション(応用ソフト)によって、ドアを解錠する。利用者は棚に置かれた自分の荷物を選ぶと、画像認識によって適切な荷物の受け渡しができる。大量の荷物の受け入れと非対面での受け渡しが可能。チェーン店での利用をはじめ、社会問題化する再配達の削減を目指す。

日刊工業新聞2019年3月6日

  

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