耐火ドローンが火災現場で活躍する未来
エンルート、300度Cまで耐えるドローンを開発
エンルート(埼玉県朝霞市、瀧川正靖社長、048・423・0126)は6日、火災現場の火元近くで空撮が可能な耐火飛行ロボット(ドローン)を開発したと発表した。300度Cまで耐える。はしご車が入れない狭い道路の現場や、ビル・工場内の要救助者の救出ルート確認、延焼状況把握などに利用する。消防機関などにサンプル出荷とモニタリングを行い、10月に受注を始める考え。
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の支援を得て開発。機体やプロペラにチタンなどを採用、表面塗装で2000度Cの耐熱性を持つジルコニアを施した。機体は直径1189ミリ×高さ255ミリメートル。飛行時間20分。瀧川社長は「価格は200万円に近づけ、500機程度販売したい」という。
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の支援を得て開発。機体やプロペラにチタンなどを採用、表面塗装で2000度Cの耐熱性を持つジルコニアを施した。機体は直径1189ミリ×高さ255ミリメートル。飛行時間20分。瀧川社長は「価格は200万円に近づけ、500機程度販売したい」という。
日刊工業新聞2019年3月7日