陸自向けの新多用途ヘリ試作機、スバルが13年ぶり納入

 SUBARU(スバル)は28日、陸上自衛隊新多用途ヘリコプター試作機の納入式を航空宇宙カンパニー宇都宮製作所南工場(宇都宮市)で開いた。関係者ら約200人が出席した。同社の陸自へのヘリ新規納入は「AH―64D」以来13年ぶり。今後、防衛省は各種試験を行い、2019年度から23年度までに34機を調達する予定。

 スバルの中村知美社長は「誇りと責任を持ち、機体製造に努める」と意気込んだ。防衛省防衛装備庁の外園博一防衛技監は、「(現行機と比べて)機動性・安全性が向上している。わが国を取り巻く安全保障環境などの対応には必要不可欠だ」と話した。

 試作機は「UH―1J」の後継機。ローターを2枚増やして速度を向上させたり、電子制御式双発エンジンの搭載で航行距離を向上させるなどした。詳細は非公表。スバルと米ベル・ヘリコプター・テキストロンが共同開発した民間向けの「SUBARU BELL 412EPX」を共通プラットフォーム(機体)に開発した。

日刊工業新聞2019年3月1日

  

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