マウスは周囲に合わせて体毛の色を変える?
短期間で遺伝的変異を起こし保護色に
藤田医科大学医療科学部の若松一雅特任教授らは、マウスが外界からの捕食を逃れるために体毛の色を変化させることを突き止めた。短期間で遺伝的変異を起こし、外界からの保護色に変える。動物の野生集団の環境変化での影響予測につながる。マウスを明るい囲いと暗い囲いに入れ、14カ月後も生き残ったマウスを調べると、背の色が明るい囲いでは平均より1・44倍明るく、暗い囲いでは1・98倍暗かった。遺伝的変異の頻度は自然淘汰(とうた)と同じで、背の色と生存率が関連付けられた。
またシカネズミのアミノ酸変異は黄色の色素(フェオメラニン)を減少させ、全体的に体毛を明るく見せる原因だと分かった。定常的な遺伝的変異が利用できれば、自然淘汰が急速な表現型の変化をもたらしている可能性がある。
またシカネズミのアミノ酸変異は黄色の色素(フェオメラニン)を減少させ、全体的に体毛を明るく見せる原因だと分かった。定常的な遺伝的変異が利用できれば、自然淘汰が急速な表現型の変化をもたらしている可能性がある。
日刊工業新聞2019年2月11日