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“就活ルール”廃止、企業は賛成?反対?

就職ルールに対する意見は業界によって異なる
 帝国データバンクは「就活ルール」に関する企業の見解について調査を実施した。それによると、「就活ルール」を廃止することについては「賛成」が23・5%、「反対」が24・5%と拮抗(きっこう)した。だが、「分からない」との回答が52・0%と最も多かった。今後の影響について判断しかねている企業が多数存在していることが分かった。

 業種別でみると、すべての業界において「分からない」という回答が最も多かった。賛否については業界別にバラツキがみられた。「農・林・水産」「金融」「建設」「不動産」「運輸・倉庫」「サービス」の6業界が「賛成」が「反対」を上回った。特にサービスは賛成が29・5%と最も高い結果となった。反対が上回った業界は「製造」「卸売り」「小売り」の3業界。小売りは反対が26・4%と最も高かった。
日刊工業新聞2018年12月19日
日刊工業新聞記者
日刊工業新聞記者
「わからない」という意見が多数を占めるとはいえ、賛否の分かれ方は興味深いです。なぜ小売りの反対が最も多かったのでしょうか。

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