首位争いは?来年トヨタの世界販売は過去最高の「1076万台」計画

世界生産は1086万台で過去最高

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今年のジュネーブ自動車ショー(トヨタ公式サイトより)
 トヨタ自動車は17日、2019年のグループ世界生産台数(ダイハツ工業、日野自動車を含む)を18年見込み比24万台増の1086万台程度とする計画を発表した。4年連続の増加となり、過去最高を更新する計画。国内や中国での生産拡大や需要の取り込みを踏まえた。

 19年のグループ世界販売台数も同21万台増の1076万台程度を計画し、過去最高に達する見通しだ。

 19年のトヨタ単体の世界生産台数計画は同20万台増の909万台程度で、過去最高となる見込み。

 内訳は国内が同23万台増の337万台程度に伸び、消費増税による駆け込み需要などを織り込んだ。海外は同3万台減の572万台程度を予定し、中国では小型スポーツ多目的車(SUV)「C―HR」の本格生産で伸びを見込むが、米国での生産車種の切り替えによる減少が大きいと見ている。

 19年のトヨタ単体の世界販売台数も過去最高となる同18万台増の968万台程度を計画する。国内は横ばいの157万台程度、海外は同18万台増の811万台程度を想定し、トヨタが好調を維持する中国で販売を増やす考えだ。
小型スポーツ多目的車(SUV)「C-HR」

日刊工業新聞2018年12月18日

COMMENT

梶原洵子
編集局第二産業部
記者

2018年上半期の世界販売は、仏ルノー・日産・三菱連合が、独VW、トヨタを抑えて首位でした。足元では、VWが欧州市場の低迷を受けて苦戦も、18年通年では前年比プラスが予想されています。日産など3社連合は統治をめぐる混乱が実ビジネスにどう影響するのか、まだ見えません。米GMは米市場での乗用車低迷に苦戦し、7工場閉鎖を含む大リストラを発表しました。19年はトヨタの底堅い強さが他社に比べ顕著になるのかもしれません。

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