“サバイバル術”を印刷した防災アイテムに注目が集まっている
高山活版社「あったか銀紙」、誕生のきっかけは東日本大震災
サバイバル術を1枚に―。印刷会社の高山活版社(大分市、高山英一郎社長、097・568・8227)が販売する防寒用アルミシート「あったか銀紙=写真」の注文が増えている。企業の記念品やノベルティーとして採用されているためだ。災害時に役立つ情報を印刷したもので、2011年に発生した東日本大震災をきっかけに「印刷を通したモノづくりで社会貢献できないか」(高山社長)と思い、開発した。
シートは体を覆って低体温症や雨風を防ぐ。書かれているのは災害用伝言ダイヤルの番号や経口補水液の作り方など。大きさは横約2メートル、縦約1メートル。折りたたむと、かさばらずに携帯できる。
シートには冊子を同封した。備蓄すべき食料品の情報などを紹介している。家族の集合場所を事前に書き込める欄もある。
シートは体を覆って低体温症や雨風を防ぐ。書かれているのは災害用伝言ダイヤルの番号や経口補水液の作り方など。大きさは横約2メートル、縦約1メートル。折りたたむと、かさばらずに携帯できる。
シートには冊子を同封した。備蓄すべき食料品の情報などを紹介している。家族の集合場所を事前に書き込める欄もある。
日刊工業新聞2018年11月7日