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ビアレストランでAIおススメの“クラフト”が飲める

キリン、テスト展開
 キリン(東京都中野区、磯崎功典社長、03・6837・7001)は7日、人工知能(AI)を活用し、客の好みに合うクラフトビールを薦めるサービス「ビアナビ=写真」を開発し、8日にテスト展開すると発表した。携帯情報端末(タブレット)の簡単な質問に答えると、4種類から蓄積した嗜好(しこう)データを基にお薦めを選び出す。系列のビアレストラン2店舗で12月16日まで実施する。

 クラフトビールは数類が豊富で、好みに合うものを選ぶのが難しい。「ビアナビ」は初心者でも簡単に選択できるように、産業技術総合研究所の人工知能技術コンソーシアムのワーキンググループと共同開発した。

 タブレットの画面で10問ほどの質問に答える。質問はビールの好みのほか、ライフスタイルや食の嗜好など幅広い内容で、回答と嗜好データを照合し属性に近いビールを選ぶ。

 テストを踏まえ、今後の本格導入やシステムの拡充を進める方針。実施店舗は「キリンシティプラス池袋WACCA」(東京都豊島区)「同横浜ベイクォーター」(横浜市神奈川区)。

ビアナビ
日刊工業新聞2018年11月8日
葭本隆太
葭本隆太 Yoshimoto Ryuta デジタルメディア局DX編集部 ニュースイッチ編集長
おススメするのは「ブルックリン ラガー」「JAZZBERRY」「Daydream」「496」の4種類とのこと。“自分の自覚していない嗜好”を提案するサービスと説明しており、自分がどのようなビールをおススメされるか興味が沸きます。

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