視線でスムーズにパソコン操作、口頭でのコミュニケーションが難しい人を支援

オレンジアーチがコミュニケーションツールを提供開始

 オレンジアーチ(東京都足立区、本山功社長、03・5284・8687)は、視線でパソコンの文字入力が容易にできるコミュニケーションツール「eeyes(イーアイズ)」の提供を始めた。筋萎縮性側索硬化症(ALS)の難病患者など、口頭でのコミュニケーションが難しい人を支援する。消費税抜きの価格はソフトウエアとノート型パソコン、1年のサポートライセンス込みで45万円。初年度の販売目標は70セット。

 別売りの視線センサーをパソコンに接続し、ディスプレー下部にセンサーを設置して入力する。画面上に表示されたひらがなやアルファベットに視線を合わせることで文字を入力し、メールや参加交流型サイト(SNS)の投稿機能も備える。簡単にコミュニケーションができるように300種類以上の定型文や約150種類の人の動きなどを表す絵文字を用意した。絵文字の一部は東京未来大学と産学連携で開発したものも含まれる。

 従来の同様の製品は50音が画面に一覧となったものが主流で、入力誤差が生じやすく、スムーズな入力が困難だった。イーアイズは視線に合わせて画面が動くためスムーズに文字を選択できる。視線による誤差が減り、より的確に入力できる。入力方式はマウスやスイッチ入力などにも対応する。

日刊工業新聞2018年10月31日

  

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