後付けでIoT対応の無線機システム

 ハカルプラス(大阪市淀川区、三宅康雄社長、06・6300・2111)は、既存の生産設備に後付けしIoT(モノのインターネット)向け通信ネットワークを簡易に構築できる無線機システム(写真)を開発した。工場の生産設備の保全効率化が図れ、人が立ち入れない場所などでも利用できる。自動車関連メーカーへ試験導入を始めており、年間1億円の売り上げを目指す。

 無線機システムは低消費電力で広域無線が可能な通信方式「LPWA」の一種「LoRa(ローラ)」を採用。制御盤などに無線機を設置し、電力計や圧力計、モーター電流などの信号をIoTゲートウェイに送信し、データを収集する。同ゲートウェイを介しパソコンなどでモニタリングすることも可能。1・5キロメートルまで無線通信が行え、工場内に加え、複数工場間のデータ収集にも使える。

 消費税抜きの価格は無線機「HLRーA4C4」(アナログ信号4点入力タイプ)が6万円、IoTゲートウェイ「HLRーGW」は17万円。IoTゲートウェイ1台当たり1グループ最大50台の無線機、計12グループの接続が可能。19年1月にアナログ信号1点の入力に対応した簡易タイプ無線機も投入する。

日刊工業新聞2018年10月22日

  

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